『久遠炎書』可能性は無限 悠久の歴史を超えた私の挑戦
書道の精神を重んじ、その一方で創作による表現の追求をしていきたいと考えています。
黒だけの世界に見えて同じ墨を磨っても季節や湿度で状態は変わります。紙との相性でも表現が違ってきます。
私が表現の追求に趣を感じるのは、幼い頃に初めて筆を持ったあの日の感動に繋がっています。
今もその幼心のまま新しい表現に出会える喜びを求め続けているように思います。
古典臨書から学んだ技法、筆遣いを創作の世界で表現できたとき、この上ない楽しさを感じます。
アクリルやガラス等の透過やさらに照明等を使った光の世界を墨に・・・ 書の新たな表現を模索していきたいと考えています。


